コインランドリーが乱立していますが、新しいタイプの店舗があれば知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
従来のコインランドリーのサービスに「洗濯物をたたむ」という付加価値を付けたスタイルのビジネスについて(米国では、一般的なスタイル)と、コインランドリービジネスの注意点についての説明。
街のあちこちに、コインランドリーがかなり増えました。
コンビニの閉店跡がコインランドリーに変わることも多いですね。
最近のコインランドリーの傾向として、
女性が利用しやすいおしゃれで清潔感のある店舗が増えた
点であったり、
ふとんも洗濯乾燥できる機械の大型化、高性能化
や、
ペット専用に対応してる
といったことなどがあげられます。
ただ、エリアによっては、同じ商圏内に複数の店舗があると、やはり、設備の新しい店舗のほうに流れる可能性も高くなります。
そういった時は、いわゆる
差別化されたサービス
が必要となります。
ユニークなコインランドリーの事業がありましたので、下記に紹介します。
また、あわせt、コインランドリー事業の注意点についても記載しておきます。
WASH&FOLD
フランチャイズ展開もされている「WASH&FOLD」というお店は、コインランドリーだけではなく、
「洗濯物をたたむ」
というサービスを付加しています。
洗濯を代行するサービスともいえます。
WASH&FOLD
この「洗濯物をたたむ」というサービスは、すでに、米国で人気のあるサービスです。
共働きのご家庭にとっては、少々費用がかかっても便利なサービスです。
米国の場合は、店舗で受け付けるだけではなく、
Pickup&Delivery
つまり、洗濯物を取りにきてもらって、配達するというサービスもあります。
昭和の昔は、日本のクリーニング店も、回収と配達をしているお店も多かったです。
ちなみに、WASH&FOLDの社長さんも、米国でお洗濯と洗濯物をたたむというサービスのお店をみて、日本で始められたようです。
(参考)WASHハウス -「全店舗一括管理運営方式」–
コインランドリーを展開している会社で、ユニークな経営方式の会社に、WASHハウスがあります。
マザーズにも上場している会社で、フランチャイズで事業を展開されています。
WASHハウス
この会社の場合は、「全店舗一括管理運営方式」という運営自体も本部が行うという手法をとっておられます。
加盟店のオーナーは、資金提供者という位置づけです。
店舗展開については、安定的な売上げの為に、本部が売上げが上がる立地を調査し、その所有者に事業提案するという形で店舗を増やしておられます。
結果、法人の加盟店の比率が高いようです。
また土地のオーナーへの提案ですので、土地代がかからない分、利益率が高くなります。
参考;コインランドリー事業の注意点
このコインランドリーを事業として取り組むには、設備費が高額な為、初期投資がかなりの金額になります。
ですので、事業をはじめるには、ある程度、資金力が必要になります。
また、土地、テナントを借りる場合や設備をリースする場合も、その分、損益分岐点が高くなりますので、しっかりとした事業計画をたてる必要があります。
コインランドリーを展開している会社も、いろいろな会社がありますので、その提案内容も慎重に検討する必要があります。
下記は、「楽待」という収益物件のオーナー向けの情報を提供している会社のユーチューブです。
コインランドリーの会社の担当者が提案した事業計画と、事業を始めてからの売上げの乖離がかなりあった為、毎月、赤字が続いているオーナーのインタビューです。
非常にシビアな内容です。
事業をはじめる時は、業者の提案をあまり鵜呑みにしないほうが賢明です。
以上、コインランドリーについての情報でした。