「石焼き芋の移動販売」を始める際のポイントについて知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
「石焼き芋の移動販売」は、初期コストを低く抑えることができるビジネスのひとつと言えます。ただ、始めるにあたっては、いくつかの注意点があります。それらの内容についてわかりやすく説明しています。
ユニークなビジネスといっても、昔からある商売をブラッシュアップさせたスタイルのものも数多くあります。
「温故知新」あるいは、「不易流行」という言葉もあるように、
昔からかるビジネスのポイント
を改めて見直してみることで、また、違った視点でのビジネスのヒントになる可能性もあります。
そこで、昔からある、
「石焼き芋の移動販売」
について、下記にポイントを整理してみました。
石焼き芋の移動販売ビジネスのポイント
石焼き芋の移動販売ビジネスのポイントとしては、主に、下記の3つのポイントになります。
・おいしい石焼き芋をつくる
・売り方の工夫
・シーズン外にどうするか
順に説明していきます。
・おいしい石焼き芋をつくる
おいしい石焼き芋をつくる要素としては、
お芋
と
焼き方
の2つの要素になります。
お芋について
更に、お芋については、
品種
と
熟成期間
の2つの要素にわかれます。
お芋の種類
石焼き芋用のお芋の種類は
・「紅あずま」
・「安納芋」
・「紅黄金
・「べにこがね」
・「鳴門金時」
など、いろんな種類があり、それぞれの特徴があります。
詳しい内容は、また別の機会に整理しますが、ここでは、かなり複数の種類のお芋さんがあるということをおさえておきましょう。
熟成期間
次に、熟成期間ですが、サツマイモは、熟成期間が必要となります。
サツマイモは収穫したてはそんなに甘くないのですが、熟成期間をおくことで、甘みがでます。
その期間の目安としては、2週間から1ヶ月程度となります(環境によっても変ってきます)。
収穫が9〜10月ごろなので、熟成期間を経て、11月ごろが食べごろになります。
また、ネットをみると、「1年熟成」という商品もあったりしますので、そこは方針の違いになってきます。
焼き方
焼き方によって、お芋の甘みが変ってきます。
焼く手順について
下記のサイトが、ロジカルに説明していますので、わかりやすいです。
石焼き芋の甘さの理由
さつまいも内部の水分温度が上昇し約60℃になると、さつまいものでん粉は水を吸収し膨れ形が崩れて糊化します。
石焼き芋の甘さの理由 https://ajibana.jp/trivia/2020/10/201000.html
糊化したでん粉が、さつまいもに含まれる糖化酵素(でん粉を糖に変える酵素)β-アミラーゼにより分解されることで麦芽糖が作られ甘みが増していきます。
この酵素作用の適温は50~55℃ですが、さつまいもの温度が70℃くらいになるまで続くため、ゆっくり加熱することにより酵素の働く時間が長くなり甘い焼き芋が出来上がるのです。
また加熱によりいも表面の水分が蒸発し、麦芽糖の濃度が増すことも甘みを強く感じる原因です。
つまり、
・約60℃で長時間加熱する
・適度に水分をとばす
ということがポイントになります。
どんな石をつかえばいいのか?
どんな石をつかえばいいのかについては、2つのポイントがあります。
1つめは、「割れない石」を使うということです。
熱を加えた際に、割れたりすると危ないので、ヒビのはいっていない石や、熱処理されたような石を選ぶことになります。
また、石の種類としては、遠赤外線効果があると言われるような石が良いとされます。
実際は、下記のような石が使われてる場合が多いようです。
■麦飯石
国産の鉱石です。
■盤石鉱石
遠赤外線放射率94%の国産の天然鉱石です。
■戸室石
遠赤外線をよく出すといわれています。
■セラミックボール
石と併用して使う場合があります。
■玉砂利
ホームセンターでも手に入ります。熱処理済みのものを選びましょう。
業務用の釜
ドラム缶を改造したような釜もあります。
実際、車に搭載するようの釜で、業務用としてある程度の数を一度に焼けるものは、特注になるようです。
もしくは、自作で。。
無縁ストーブで有名な、株式会社 モキ製作所では、ストーブとの組み合わせで、焼き芋BOXのオプションもありますが、業務用としては小さいです。
ストーブの性能がいいので、なんとか工夫してできそうではあります。
・売り方の工夫
売り方が重要なのですが、
どのエリア
を
どの曜日
の
どの時間帯
に回るかということを設計する必要があります。
あとは、
価格設定
と
その場所での
接客と販売方法(スピーカーでの案内)など
です。
どの商売も同じですが、同じエリアを回っても、上手な人とそうでない人の差が何倍もになる場合も多々あります。
その商売ごとの細かい秘訣がありますので、常に研究が必要と思われます。
シーズン外にどうするか
永遠の課題ですが、
夏場などのシーズン外
に何を売るかです。
わらび餅などもありますが、近年では、
冷やし焼き芋
という方法もあります。
人によっては、別の仕事をしたり、あるいは、シーズンで稼いで、あとは休むという選択肢もあるかもしれません。
いずれにしても、自由度の高い商売と言えます。
以上、定番の「石焼き芋の移動販売」のビジネスの3つのポイントについてでした。