「水上クルーズ」「水上タクシー」のサービスについて知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
「水上クルーズ」「水上タクシー」って、なんだかおもしろいですね。江戸では、当時の水上タクシーとでもいうような「猪牙舟」がありました。やはり、なにか、郷愁を感じさせるものがあるのでしょうか。
ここでは、「水上クルーズ」「水上タクシー」の事例などについて紹介しています。
商業エリアや居住エリアの街の近くや、観光地に、海や大きな川や湖がある地域ですと、
水上クルーズや水上タクシー
といった、
水上交通のサービスも、ビジネスアイデアのひとつといえます。
ただ、実際の需要の面からすると、
リピーターをいかに確保するか
という点が最大のネックになってくるでしょう。
釣り船などの場合は、釣り好きの人がリピーターになってくれて、また、利用時間が長い分、ある程度の単価設定ができるという一面があります。
しかしながら、下記の大阪の御舟かもめという会社は、新しい視点で、水上クルーズのビジネス運営されておられます。
他の地域で、こういったサービスが広がるといいですね。
水上クルーズの会社
御舟かもめ
という大阪の会社は、新規のビジネスとして、大阪市内で、水上クルーズのサービスを展開されておられます。
街の近くに、大きな川などがある地域ですと、こういったサービスが、地域活性化のひとつとなると言えます。
広島リバークルーズ
広島にも、水上クルーズの会社がありました。
遊覧船という趣きです。
(門司港でも同様のサービスをされてます)
水上タクシーについての考察
水上タクシーというと、なかなか、日常で使うシーンは少ないようです。
水上タクシーは、Wikipediaでは、
水上タクシー(すいじょうタクシー)は、小型船舶を利用したチャーター船。海上を行く場合、海上タクシーとも呼ばれる。
とあります。
利用シーンとしては、海や川、あるいは湖ですが、
現状、実際に営業している事業者は少ない状況です。
地域の観光資源との相乗効果
や
日常生活に密接したサービス
など、ある程度、安定した需要が見込めるようですと、地域の活性化にもつながっていきます。
ちなみに、江戸時代の江戸の街は、水路が発達していたので、
「猪牙舟」
という小型の船が、いわゆる小型タクシーのような役割を担ってました。
舳先(へさき)が、猪の牙のように尖がっていたので、「猪牙舟」と呼ばれてたんです。
時代小説にも、よく登場しますね。
ベネチアのゴンドラ船にようなものですね。
下記画像引用;コトバンク 猪牙船
さて、水上タクシーとしては、下記のような先があります。
雁木タクシー(広島)
【海外】パリの水上タクシー
船体が、おしゃれです。
安定した事業とする為には、なかなかハードルが高そうです。
さいごに
「水上クルーズ」「水上タクシー」は、国内では、事業者は少数ですね。やはり、
事業化には、行政面のハードルや、
や、
リピート需要の点での難しさ
があると考えられます。
ちなみに、行政的には、
水上タクシーは海上運送法第20条2項の「人の運送をする不定期航路事業」に該当し、営業に関する申請や、場所によっては船体の係留場所も行政の許可が必要
ということになります。
以上、「水上クルーズ」「水上タクシー」という地方ビジネスのアイデアについてでした。