「入場料が必要な書店」という、ちょっと変わった形態の書店があると聞いたんだけど、詳しく知りたい
こんなテーマに関する記事です。
「入場料が必要な書店」というビジネス事例について紹介しています。
入場料を支払って、ゆったりと本を選べる書店があります。
「文喫」という書店です。
(リブロという書店チェーンの会社が運営しています。)
入場料を払えば、
営業時間の午前9時から午後11時まで
の何時間でも滞在でき、
コーヒーやお茶も飲み放題
となっています。
専門書も数多くおかれ、在庫数が約3万点。
店舗内への滞在時間も長くなり、利用者のうち、約3~4割が本を購入され、売り上げにも反映され、好調の様子です。
書店に行く場合は、
購入する本が決まっている場合
と
新たな本との出会いを求めて
行く場合があります。
本好きの方の場合、後者のほうが多いでしょう。
知的好奇心を満たせる場所として、足を運びます。
そこでゆっくりと本と接することができることが、本好きユーザーにとっても魅力的ですね。
また、
2019年9月からは、
個人向けの定額制会員サービス「文喫定期券」(平日限定 月1万円)
というサービスも始まっています。
いわゆる、サブスクリプション方式のスタイルです。
書店数が減少していますので、これからの新しい書店の形として興味深いですね。
カフェと書店の併用型の店舗はありますが、この「文喫」という書店のように、
長時間の滞在
を前提にしたビジネスモデルが特徴的です。
他の業態でも、同様の視点が、事業展開のヒントになるかもしれません。
【参考】書店関係の本
参考までに、書店関係の書籍を下記にいくつか紹介いたします。
以上、入場料が必要な書店という新しいビジネスについての情報でした。