工場直売店の事例を知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
千葉の茂原に、あられ工場の直売店「あられちゃん家」があります。地元ではかなり人気のお店です。
工場に併設された「直売所」は、価格の安さなど、お値打ちの商品が購入できるということで、人気のお店が多いです。
千葉の茂原にも、「あられちゃん家」という直売店があります。
千葉県の茂原にある、工場直売の人気店!「あられちゃん家」
食品関係の工場で、
直売所
を併設して、大人気のお店があります。
工場併設のお店だと、リーズナブルな価格で購入できたり、同じ値段でもその量が多かったり、出来立ての商品が買えたりします。
その場で作っているだけあって、店舗内にも、たくさんの商品があり、お店に入るだけで、なぜか、わくわくするお店もあります。
実際、大量買いしてしまうこともあります。
また、メーカー側からしても、味は同じでも、形の問題や、端っこの切り落としの部分なども無駄なく提供できるというメリットがあります。
買主、売主の双方に利点のある形態と言えます。
人員的に、お店の販売員は必要にはなりますが、ある程度の売り上げが見込めれば、対応は十分可能でしょう。
例えば、曜日などを決めて営業する方法もあります。
また、エンドユーザーとの接点もできますので、新商品などをテスト販売する場としても活用できます。
私の注目のお店は、下記です。
「あられちゃん家」
千葉の茂原市にある「あられちゃん家」です。
株式会社三真という、昭和48年創業のあられのメーカーの工場に併設しているお店です。
ひとくちに「あられ」といっても、ユニークな商品がたくさんあります。
定番の柿の種は、ピーナッツは別売りになってたりもします。
ハムカツせんべいや、ぬれせんなど多種多様です。
いろいろな会社とコラボした商品もあります。
(カレーの古奈やとのコラボの本格派のカレーせんべいなど)
(画像引用)あられちゃん家のHPより
売れ筋商品
また、店舗の外には、
ヤギ
がいます。
また、
電車が1両
あって、そこで休憩できたりもします。
休憩のときは、50円のソフトクリームを食べながらがおすすめです。
2020年には、ラッキー食堂ができました。
すごくリーズナブルな料金設定です。
チャーハンとラーメンが合体した「チャーメン」は、なかなか食べごたえがありました。
(画像引用)あられちゃん家のHPより
ある程度の規模の工場は、概ね、郊外にある場合が多いですので、工場併設型の直販店で広い範囲から集客ができれば、十分、採算は合うでしょう。
「あられちゃん家」も、周囲は田んぼですが、特に土日はすさまじい集客力です。
(参考)工業団地の食品工場のイベント
また、例えば、食品工場が集まっている工業団地ですと、複数の工場が協力して、工場直販のイベントを行うこともできます。
福岡県の古賀市では、
同じ工業団地にある食品関係の10社
が共同で、毎月最終水曜日に下記のようなイベントを行っておられます。
古賀市工業団地 工場直売所・特売イベント
さいごに
食品工場で、
直売所(併設店)
を運営するということは、非常に、効率的な面があります。
価格や、その量においてもリーズナブルば設定ができたりします。
また、製造途中ででた、規格外の製品も、お得な価格にすれば、食品ロスすることなく販売できる可能性も高くなります。
食品ロスを減らすことで、エコにもつながります。
また、メーカーが、販売を行うということで、ある意味、
異なる業態のビジネスへの取り組み
ということもできます。
販売するスタッフや、店舗の施設も含めた、運営体制を整える必要はありますが、本業の商品を販売するということからすると、リスクの少ない「本業プラスアルファのビジネス」とも言えます。
以上、工場直売の人気店!「あられちゃん家」、ローカルな工場の直販店についてでした。