技術力のある町工場で、ユニークな商品を作っている事例を知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
精密なデザインの「カセットテープ型の名刺入れ」を製造されている町工場の事例を記載しています。
最近、一部のマニアにラジカセの良さが見直されてきて、再評価されているようです。
そんななか、
アルミでできた精密な「カセットテープ型名刺入れ」
を製造販売しているメーカーがあります。
株式会社 ナラハラオートテクニカル
精密機械加工、機械設計の会社
商品は、こちら▼
非常に精密な仕上がりになっています。
この精密さで、
名刺入れ
になっているんです。
外見は、若いころにカセットテープを使っていた世代にとっては、郷愁をさそうものもあります。
また、営業の際に、こういった名刺入れを使うことで、相手の興味を引けば、場が和む可能性もあります。
メーカーがこういった精度の高い商品を作ることで、
自社の品質の高さをアピール
する機会にもなり、本業への好影響が期待できます。
他にも、オリジナル商品があり、下記サイトで販売されています。
CASSETTE → CARD CASE
また、こういった自社商品のコンセプトは、下記ページで見ることができます。
そこには、
「NA」designとは、東京・八王子市の町工場「株式会社ナラハラオートテクニカル」が、専門とする精密機械加工、機械設計等の要素技術を生かし、タフでクールなライフスタイルアイテムを創造するデザインプロジェクトです。
とあります。
自社の加工技術をエンドユーザー向けの商品に活かすことで、かなり、通ごのみのアイテムになっています。
「MonoMagazine」などのメディアにも紹介記事が載っているようです。
また、商品開発の為の資金調達に、クラウドファンディングも活用されています。
独自の技術を持っておられる会社が、自社商品を製造、販売する際の事例として参考になります。
「NA」design
ちなみに、上記のサイトは、オンラインショップが手軽に作れるBaseというサービスを利用されえちます。
このBaseと比較されるサービスに、STORESがあります。
どちらも初期コストを抑えて、オンラインショップが運営できます。
自社商品を販売する際には、こういったサービスを使ってみるのも良いでしょう。
それぞれのサービスの比較は、下記サイトに詳しく記載されています。
結論から言いますと、基本的な部分は両社ともあまり差はありません。
仕組み的には、無料で始められるというプランと、月額費用がかかるものの決済時の手数料が安くなるプランがあります。
しかしながら、BASEのほうが、決済手数料が低いという点と、振込みサイクルが短いなどの利点があり、結果、利用しているショップ数も、BASEが多いという状況になっています。
(参照)【2020年最新版】BASEの手数料は高いのか?!STORESとBASEの違いを比較!~7月10日料金改定~
さいごに
町工場が直接、エンドの商品を販売するのは、なかなかハードルが高いと思われます。
ただ、上記に紹介したような、
手軽にオンラインショップが作れるサービス
もありますので、商品さえあれば、オンラインショップを準備すること自体は、そう難しくはないと言えます。
そういった意味で、ここで紹介した事例は、
技術力のある町工場
の具体的な事業展開の良い事例と言えます。
以上、「町工場のオリジナル商品「カセットテープ型名刺入れ」」についての情報でした。