デリバリーサービスの
お店側(加盟店側)の手数料
は結構高いって聞くけど、どれくらいなのかを知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
ウーバーイーツ、出前館、Wolt、chompyなど、デリバリーサービスの店舗側の手数料について、記載しています。
ゴーストレストラン向けの
デリバリーサービス
と言えば、
ウーバーイーツ(Uber Eats)と出前館が有名ですが、それ以外にも、いくつかの会社があります。
以下に、順に説明していきます。
ウーバーイーツ(Uber Eats)
2014年創業のアメリカの会社です。
日本では、2016年9月に東京で事業がスタートしています。
料金体系
初期費用;0円
月額費用;0円
手数料 ;売上総額の35%
※タブレットレンタルの場合は、別途費用が発生します。(月額1,700円)
また、出店数など、個々の状況によって、費用が変わる場合があります。
手数料が、売上総額の35%ですので、結構、高めの設定です。
この中から、
原材料費
人件費
包装材料費等
のコストを引いた金額が営業利益になります。
既存店舗でデリバリーサービスを利用している店舗の中には、同じメニューでも、店頭メニューの価格と、デリバリーでの価格を分けて設定しているケースもあります。
もちろん、デリバリーメニューの価格を高めに設定しているということになります。
ですので、価格設定や、原材料費、オペレーションをどのようにして利益をだすのかを考えながらの運用になります。
ウーバーイーツへの出店登録
ウーバーイーツへの出店登録ページは下記になります。
配達員(パートナー)とは?
ウーバーイーツ(Uber Eats)自体は、飲食店と配達員(パートナー)をマッチングさせるプラットフォームを運営している形です。
配達員(パートナー)は、ウーバーイーツを運営しているウーバーとの雇用契約はなく、個人事業主という形で形になっています。
【参考】
ちなみに、下記のユーチューブは、ナイツの塙ちゃんが、ウーバーイーツを注文する内容です。
意外に外国の配達員の方が多かったです。
補足
仕組み的に、注文がはいって、そのエリアに、その時点で配達員がいない場合は、注文がキャンセルになります。
例えば、キャンセルリスク回避の方法として、お店のスタッフで配達員できるメンバーがいれば、登録しておくなどの対策も考えられます。
出前館
新料率プランが、2021年1月1日(金)から開始されています。
内容的には、
初期費用;0円
月額費用;0円
従量制 ;システム利用料 商品代金の10%
手数料 商品代金の25%
決済代行手数料 商品代金の~3%
となっており、結構、微妙な設定になっています。
『出前館』、新料率プラン
出店に関するページ
Wolt
2014年にフィンランドで創業した会社です。
日本では、2020年3月から事業をスタートし、主要都市での営業を順に開始してしています。
一番の特徴は、
手数料が30%
と、他社に比べると、若干、低めの設定をしている点です。
5%は大きいですね。
(そう考えると、消費税って、めちゃくちゃ高いですね)
また、
30品目まで、カメラマンが撮影
してくれたり、
配達員への適正テストを行う
といった点での特徴があります。
chompy
こちらは、国内発のサービスです。
ただし、現在のところ、エリアが、
東京都都内の一部でサービスを提供
されているので、対応エリアがかなり絞られています。
ちなみに、手数料は、30%です。
まとめ
デリバリーサービスの導入は、非常に魅力的ですが、ネックは、
各社とも、店側の支払う手数料が、高めの設定
になっているという点です。
それでも、配達スタッフの人件費などを考えると、メリットはあるという見かたもできますので、状況に応じての判断となります。
また、デリバリーサービスの導入度は、
各デリバリーサービスのサイトに、自社のメニューをどのように表示させるか
によって、注文の入り方も変わってきますので、そういった面でのノウハウも必要にはなってきます。
以上、ゴーストレストラン向けデリバリーサービスについての説明でした。