営業中の店舗はそのままに、別のブランドをプラスする事例があれば知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
いわゆる、2毛作型のお店や、デデリバリーサービスをプラスするなどの事例について記載しています。
既存の店舗(ひとつの店舗)に、
別の業態のお店をプラスする形式
のビジネスモデルがあります。
例えば、
昼と夜の業態を変える、いわゆる二毛作といわれる形式
のスタイルです。
また、昨今のUber Eats(ウーバーイーツ)のを利用した宅配メインの業態の場合、
厨房のみのお店、
いわゆる、
ゴーストレストラン(バーチャルレストラン)
と呼ばれるスタイルでも対応できます。
もっとも、宅配業界では、
ピザやお寿司の宅配のお店
に、例えば、
釜めしのブランドを併設する
といったことが以前から行われていました。
いずれの場合も、
新たに店舗をつくるコストを削減
できますので、別のブランドでのサービスを設備投資を抑えて展開できます。
また、既存の店舗に隙間時間がある場合も、そういった時間の活用にも有効です。
昨今では、こういったビジネスを
FC(フランチャイズ形式)
で提案している会社もあります。
新しいビジネスを始める際に、既存の店舗を活用して、低コストで手掛けらる方法として、選択肢のひとつになります。
2毛作型のお店の事例
下記に2毛作型のお店の事例いくつかをご紹介します。
「ばんから派出所」(ラーメン)
空いた時間を設備投資なしでラーメン屋に。
居酒屋などの店舗で、昼間の時間帯で「ラーメン」を提供するスタイルをFCで提案。
FC本部は、東京豚骨ばんからラーメンの株式会社花研。
株式会社花研の社長は、くるまやラーメンの創業者の息子さんです。
パブリシティー記事は、こちら。
株式会社花研
東京からあげ専門店あげたて
からあげ専門店。
厨房のみのゴーストレストランで、UberEatsの配達可能エリアに出店。
店舗数が約150店舗です(2020年11月時点)
FC本部は、株式会社Globridge
淡路カレー(カレーは漢字です)
こちらは、淡路島の玉ねぎを使ったカレー。
居酒屋さんや、カフェなどの店舗に提案されています。
FCではなく、ライセンスでの契約スタイルです。
運営元は、株式会社ビープラウドという会社です。
ライセンスについて
さいごに
二毛作型のお店は、新しいブランドのお店の出店の際に、
出店コスト
を軽減できるというメリットがあります。
また、
昼間と夜で異なった層に向けた営業
をする場合も、有効な方法と言えます。
出店コストが抑えられる分、試験運用もやりやすいというメリットもありますね。
以上、「既存店舗にプラスアルファする」というユニークで新しいビジネスのスタイルについてでした。