飲食店を始めるのに、専門料理を効率的に学べる先があれば知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
3カ月で専門的なお鮨の知識が学べる「飲食人大学」と、ラーメンやうどんなどで実績のある「大和製麺の麺学校」について紹介しています。
飲食店を出店する際、特に、専門的な技術が必要なお店では、
何年か、修行すること
が一般的です。
しかしながら、技術的な部分を効率的に学べる学校があります。
お鮨の学校「飲食人大学」
通常、すし職人の世界は、何年もの修行期間が必要とされます。
そこには、
「技術の修得」
はもちろんのこと、
「仕事に対する心構え」
といったこと、学びます。
学ぶというより、修行に近いと言えます。
フランス料理の料理人の方も、フランスの現地で、複数の店舗で修行して技量を積み、日本で開業される方がたくさんおられます。
また、お相撲さんも、相撲部屋にはいって、「心技体」を鍛え上げられます。
本格的な技量を自分のものとする為には、長い期間が必要です。
そんな中、短期間でお寿司の技を短期間で身につけることを目指した
「飲食人大学」
というスクールがあります。
「寿司マイスター専科」というコースでは、
「3ヶ月でプロの寿司職人になること」を目標にした短期集中型の濃密なプログラム
と謳っています。
料理学校は、通常、1年~2年の場合が多いですが、それを3ヵ月に密度を濃くしているともいえます。
また、実績として、
3カ月の寿司学校の卒業生と生徒だけで運営されてる
鮨 千陽 (大阪市福島区)というお店は、ミシュランにも掲載されています。
それだけ、しっかりとした技量が身についていると推察されます。
教える先生のレベルも高いと思われます。
従来、長期間の修行が必要な職人の世界にも、このように、短期間で技術が修得できれば、その仕事を目指す人にとっては、ハードルが低くなります。
結果、業界も活性化すると良いですね。
「大和麺学校」
その他にも、麺業界で有名な学校があります。
株式会社 大和製作所 という製麺機の会社が運営している
「大和麺学校」
です。
ラーメン店、うどん屋さん、お蕎麦屋さんで、多くの繁盛店を輩出しているスクールです。
味の品質だけではなく、また、お店を出店する際の立地調査など、店舗運営も含めた内容を学べます。
大和麺学校
また、株式会社 大和製作所の社長の本も、独自の考え方が理解できて大変参考になります。
トップになりたきゃ、競争するな―なぜ、業界最後発企業が世界にとびだすまでに成長できたのか
金儲けを目指さない店だけが繁盛する—麺専門店が成功する、もっともシンプルな経営哲学
さいごに
飲食店の経営の場合、
技術的なもの以外に、店舗経営、接客、取り組み方
なども重要になってきます。
そういったことを、実際の店舗での実務を通して身に着けるという面もあります。
専門的な学校で学ぶ面と、実地に身に着ける部分とをバランスよくとらえることが大切と言えます。
以上、「3ヵ月間の「すし学校」の飲食人大学」と、「大和麺学校」についての説明でした。