新しい路面電車 LRT(ライトレールトランジット)について知りたいお。
こんなテーマに関する記事です。
LRT(ライト・レール・トランジット)について紹介しています。
路面電車というと、なんとなく郷愁を誘うイメージがあります。
懐かしいタイプの路面電車の他に、
スマートなデザイン
の路面電車があります。
LRT(ライトレールトランジット Light Rail Transit)
あるいは、
ライトレール (Light rail)
と呼ばれるものです。
日本語では、「軽量軌道交通」とも呼ばれます。
※また従来型の路面電車も含めると、トラム(Tram)と言います。
LRTには、下記のようなヨーロッパのオシャレな路面電車を想像してしまいます。
でも、日本にもあるんです。
かっこいい路面電車。
日本のLRT(ライトレールトランジット)
日本にも、複数のLRT(ライトレールトランジット)があります。
富山のLRT
日本のLRT(ライトレールトランジット)で有名なのは、
富山のLRT
ですね。
■富山地方鉄道株式会社
福井のLRT
福井にもありました。
福井の路面電車 FUKURAM
2014年に、ローレル賞という鉄道友の会の賞を受賞されています。
■画像;乗り物ニュースより引用
熊本市電「COCORO」
こちらの熊本市電「COCORO」は、JR九州の車両デザインも手掛けておられる水戸岡鋭治氏のデザインです。
一度乗ってみたいと思わせる雰囲気を醸し出しています。
宇都宮のLRT(ライトレールトランジット)
宇都宮のLRTは、無事、
2023年(令和5年)8月26日(土曜日)
に開業しました。
宇都宮市の新たなLRT(ライトレールトランジット)
下記は、計画時の画像ですが、かなり未来的なデザインです。
市内から工業団地内を走る路線が整備されています。
LRTの定義については、宇都宮市のHPに詳しく説明があります。
最新の技術が反映された次世代型の路面電車です。
特徴1 LRTの車両は、騒音や振動が少なく快適な心地
特徴2 車両の床が低く平らで、ホーム(乗り場)との間に段差や隙間がほとんどない
特徴3 専用レールを走るため、時間に正確な運行が可能
特徴4 洗練されたデザインは、「まちのシンボル」になる
特徴5 道路上を走るので、ほかの交通手段との連携がスムーズ
車を使うより、こういった公共の乗り物が充実することによって、
その地域の交通の便が向上する
という他に、
その地域のシンボル的なものができ、ある意味、街の活性化にるながる
という一面もあります。
このLRTについては、国からの支援があります。
国土交通省;LRT(次世代型路面電車システム)の導入支援
こういった交通システムが広がっていくといいですね。
【補足】DMV(デュアル・モード・ビークル)
また、線路がないエリアについては、鉄道と道路と両方で走行が可能な、
DMV(デュアル・モード・ビークル)
という車体があるんです。
かなり珍しいですが、
阿佐海岸鉄道 阿佐東線
で運行予定です。
▼チェンジする様子は、下記の動画で確認できます。
■「鉄道モード」→「バスモード」へチェンジ!
■阿佐鉄ニュース
さいごに
経済の循環を良くしていくためには、まず必要なのが、
インフラ
と言えます。
そういう意味では、この路面電車も、地方における主要な交通インフラですので、他のエリアでも交通インフラが整うことによって、良い経済の循環の為の潤滑油となります。
また、少し話しは変わりますが、経済の循環を良くしていくための土台は、よく言われることに、ビジネスにおける、
社会道徳、倫理性
ということがあります。
そういう意味では、昔の近江商人の、
「三方よし」
の考え方が大切です。
三方とは、
売り手よし、買い手よし、世間よし、すなわち、三方よし、という、社会全体を視野においた商いの心構えです。
最近は、社員を含めた四方よしを標榜している会社もあります。
以上、新しい路面電車 LRT(ライトレールトランジット)についてでした。