小さなスペースの
シェアオフィス
について知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
JR東日本が展開している、小規模なシェアオフィスサービスについて記載しています。
JR東日本が行っているビジネスのひとつに、
小さなスペースのシェアオフィスサービス
があります。
このビジネスのユニークな点として、
省スペースでのビジネス
という点にあります。
別の見方をすれば、
これまで、比較的大きなスペースが必要だったビジネスを小型化した
ことが、着眼点として、おもしろいです。
ある意味、カラオケにおける、
ひとりカラオケスペース
のような感じですね。
ビジネスの内容についてみていきましょう。
ビジネスの内容
JR東日本のパブリシティーを引用すると、シェアオフィスの内容は、下記のイメージ図になっています。
パブリシティー「日本初!! ホーム上シェアオフィス 3カ所 OPEN」(PDF)
駅のホーム上にも設置するタイプもあり、ちょっとした隙間時間にも活用でき、また、スペースの有効利用もできますね。
利用料金は、1人、15分で、275円です。
1時間で、1,100円となります。
メンテナンス、掃除以外の人件費がかからないので、ビジネス的なコストパフォーマンスは良いと言えます。
ビジネス展開
ビジネスの展開としては、パブリシティーよると、下記のような記載があります。
https://www.jreast.co.jp/press/2023/20231220_ho01.pdf
STATION WORK は社会課題となっている生産性向上のサポート等を目的として、2019 年 8 月から個室ブース「STATION BOOTH」の展開を中心に、全国にネットワークを拡充しています。
省スペースの有効利用という点と、ユーザー層が重なる業態への横展開をするという点で、協業できる業種もいろいろありそうです。
地下街などにも、あると、便利ですね。
上記のパブリシティーが、
202 3 年 1 2 月 2 0 日
ですが、その時点で
1000拠点が稼働中
とあります。
まとめ
シェアオフィスや、ワーキングスペースは、移動先などで仕事ができて便利です。
ただ、ビジネスを展開する側からみると、
ある程度のスペースを確保して、設備投資を行う必要
があります。
しかしながら、上記のような省スペース型のシェアハウスの場合は、
確保するスペース
や
設備投資
も比較的少なくて済みます。
また、既存のビジネスで、空きスペースがあり、ユーザー層が重なれば、比較的導入のハードルは低いと言えます。
ユーザー側からみても、利用料が15分単位で、利用しやすい料金設定になっています。
【補足】
法人のビジネスカードの中には、空港の会員制ラウンジが利用できるものもあります。
同じように、シェアオフィスや、ワーキングスペースが利用できるビジネスカードがあれば便利なのですが、現状は、無いようです。
ちなみに、アメリカンエクスプレスのビジネスカードは、
「OFFICE PASS」
という全国300カ所以上のシェアオフィスやコワーキングスペースの自由席が利用できるサービスと提携していますが、優待の内容としては、
月額料金15,258円(税込)が最大10%オフ
です。
最大10%オフだと、魅力は薄いですね。